主力の北米、欧州の販売不振が原因で、業績改善に向け22年度までにグループ全従業員の約1割に当たる1万2500人規模の人員削減を行う。
このうち、国内でも来年3月末までに、期間従業員について福岡で450人、栃木で430人の契約を更新せず、削減する。
来年3月末までに福岡、栃木両県の工場で少なくとも計880人の期間工と契約を更新せず、米国やインドなども含め計6400人超を削減。
引用元:日産、1万2500人削減へ=販売低迷、国内は880人
インドや米国、メキシコのほか、国内でも福岡県と栃木県の工場で合計880人の期間工を採用抑制で減らす。
営業利益が前年同期比98・5%減という日産の販売不振は期間工の人数の抑制という事態になりそうです
いくつかのニュースから日産の期間工に関係する部分を拾ってみました
まとめると
「国内では福岡、栃木の工場で契約更新を不可、もしくは採用の抑制で来年3月まで期間工の人数を880人減らす可能性」
栃木工場以外のいわき工場、横浜工場、追浜工場については特に言及されて無いので今のところは影響ないでしょう
また福岡県の工場が日産車体九州、日産自動車九州のことを指しているのかは不明です
抑制なので全く採用をしないということでは無い可能性もありますので採用情報を確認しましょう
期間工の契約更新不可のパターン
期間工の契約更新が不可になるパターンは2つあります
・勤務態度がよほど悪い、仕事が全く出来ない
・企業の販売不振
普通に仕事をしていればまず更新されることが多いので、もし本当にリストラされたら今回の日産の件は非常に稀なケースになるでしょう
またリーマンショックのように国内全ての自動車メーカーが一斉に期間工を減らすという事態とも違い、日産の中でも一部の工場に影響は限定されています
もし更新して続けようとしていた方で今回の影響で更新できない工場に居た方は不運としか言いようが無いです
ただ契約期間のある期間工である以上、万が一こういうこともあるんだとお金を貯めておきましょう
それに今回もし減少されたとしても日産の1部の工場に限定されますので更新できない人や、該当する工場の面接を受けようとしていた方は移動して他のトヨタやホンダに行くことも出来るでしょう
期間工がクビになるという誤解
期間工が突然クビになるということは誤解です
期間工は契約期間中は契約が有効なのでクビになることはありません
企業が期間工を削減する時は「契約更新の不可」「採用の抑制」で減少させます
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