今回はPEOあるいは無期雇用派遣について、どういう仕組みなのか期間工との違い、一般的な派遣社員との違いについて紹介します
※PEOはPEO会社の呼び方で無期雇用派遣とほぼ同じ意味です、他の派遣会社でも無期雇用派遣という仕組みはあります
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その他、いすゞ自動車や日産車体やダイハツやジヤトコなどははたらくヨロコビのPEO一覧から見ることが出来ます
PEOあるいは無期雇用派遣とは簡単に言えば
派遣会社との期限を定めずに雇用契約を結び、メーカーの工場で働くことになります
米国など海外で普及している共同雇用/アウトソーシング形態の1つです。
元々の仕組みとしては、様々な企業の従業員をPEOが共同雇用という形で雇用し、各企業の要請に応じてPEOが社員の派遣を行う仕組みです。
共同雇用が認められていない日本では、PEOの理念に賛同いただいた会員企業様※に「株式会社PEO」が無期雇用の社員を派遣する形態をとることでこのPEOのスキームを実現しています。
※自動車業界を中心とした製造メーカー
引用元:PEO(無期雇用派遣)
つまり

アメリカなど
アメリカなどでは労働者を共同雇用して、人材が必要な会社に派遣する仕組みです

日本 PEO、無期雇用派遣
日本では共同雇用が認められていないために、派遣会社が期限を定めずに雇用契約を結び雇用して人材が欲しい会社に派遣することになります
ここまで読んだ方は、一般的な派遣と何が違うのだろうと思われた方もいるでしょう
まずは一般的な派遣との違いから説明していきます
PEO、無期雇用派遣と登録型派遣の違い
一般的に工場などへの派遣はこれまでイメージされているのは登録型派遣です
まずは一般的な派遣との違いから説明していきます
一般的な派遣は登録型派遣と言い、その契約期間の間だけメーカーに派遣されて働きます
契約期間が終われば関係は解消され
また働きたい場合は新たに有期雇用契約を結んで働きます
無期雇用派遣では派遣会社と無期雇用契約を結んで働きます
派遣先のメーカーとの関係がなくなって派遣会社との契約は続きます
これでどうなるのかというと
例えばトヨタで働いていてトヨタの操業が落ち込んで、仕事が無くなれば
ホンダにスムーズに移行したり出来たりもします
有期雇用契約のように一々契約をしてから働き始める必要はなく、給料が無い状態の日数が減らせます
一般的な派遣との違いは空白期間を短く出来るということです
PEO、無期雇用派遣と期間工(期間従業員)の違い
無期雇用派遣はさきほど説明したように契約は派遣会社とになります
(入社祝い金などをもらうために)派遣会社を経由して期間工に応募すると
そもそも派遣会社は紹介だけですから
直接雇用の期間工(期間従業員)はメーカーと契約します
期間工との違いはそもそもの契約相手が違うということです
PEOのメリットとデメリット
メリット
派遣会社の正社員という肩書にはなる
一応正社員なので非正規ということにはならずに職歴としては派遣や期間工より、転職時に有利になる可能性もあります
比較的に採用されやすい
40代でもけっこう採用されているようなので
例えば工場での未経験が原因で期間工として雇用されない方は
で工場での経験を積んで
を辞めて期間工に再びトライするのも有りかもしれません
安定する
待機期間が少なく、また固定給なので給料は安定します
デメリット
正社員といっても期間工の方が給料は良いようです
特に手取りで控除額の面です
例えばPEOで寮費無料の場合は
給料に寮費をプラスしてから、天引きするので
月収が上がってしまい、その分税金は高くなります
PEOに向いている人
比較的採用されやすいので
すぐに働きたい方、
工場での未経験者でいまいち期間工の面接がうまくいかないかた、
少々手取りが期間工より少なくても給料が安定している方、
他への転職までの間を埋めたい方などには向いていでしょう
ただメーカーでの正社員登用などは無いので
一度PEOをやって工場での経験を得たりして、PEOを辞めて期間工をやる方もいるようです
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