決して初々しくはない入社式。
16人の目には自信と希望がみなぎっていた。
今年4月、宮若市のトヨタ自動車九州であった期間従業員などからの中途入社の入社式。
Kさん(27)=宗像市=が代表して、ずらりと並んだ幹部社員に抱負を述べた。「安定した立場になり、今後はより仕事に専念できます」
トヨタ自動車九州にて期間従業員から正社員登用されたKさんの詳細な記事が西日本新聞に掲載されていました。
その正社員登用の話からわかる、期間従業員から正社員に登用されるヒントが見えるかもしれません。
期間従業員からの正社員登用制度は企業によって違いますが、1つの例として見てみましょう。
※企業によっては正社員登用をしてない企業もあり、また景気によって正社員登用数も変動します。
期間従業員から正社員登用されるまで
周りに自分が正社員を目指していることを明確に伝えた
高級ブランド・レクサスの車体後部の骨組み組み付けが最初の仕事だった。
「正社員になるにはどうすればいいすかね」。
上司のHさんは、入社間もないKさんにそう尋ねられたという。
「最初から自分で道を切り開く前向きな姿勢だった」
トヨタ九州に期間従業員として入社して最初の仕事は骨組み組み付けでした。
そして自分の上司に正社員登用されるにはどうすればいいか質問をすることでアドバイスをもらう。
正社員登用を目指していることを伝えることで上司や先輩社員にアドバイス、サポートをもらえることがあります。
しかし、正社員登用を目指すと周りに伝えた以上、真面目に積極的に仕事に取り組むことが大切になります。
真面目に積極的にに仕事に取り組む姿勢を見せることで、上司や先輩社員のサポートもあるかもしれません。
ただし、正社員登用を目指すと言いながら、仕事に真面目に取り組まない、遅刻や欠勤を繰り返したら周辺の方から呆れられるでしょう。
「カイゼン」を提案する
トヨタ伝統の「カイゼン」を7件提案した月もあった。
カイゼンの提案は期間従業員だった1年9カ月で20件近くに上った。
必死だった。
トヨタの例になりますが、トヨタでは「カイゼン」と言って仕事の作業手順等に効率化などの提案をする制度がります。
書き方などもありますが、難しいものではありません。
書き方などは上司などに相談するといいでしょう。
こういった「カイゼン」を提案することで登用試験までの間にやる気を見せることも出来ます。
優秀な提案であれば賞をもらえることもあり、正社員登用を目指す武器になります。
倍率10倍を突破して正社員登用される
正社員登用試験は筆記、作文、面接試験がある。
高校時代の教科書も引っ張り出し、勉強した。
昨年10月、競争率10倍の試験を突破した。
会社によって登用試験は違いがあります。
トヨタでは面接と筆記になります。
正社員登用は企業によって違いますが一般的には面接と筆記試験によって行われることが多いです。
また、その時の企業の採用姿勢によっては登用枠が増えて登用されやすかったり、逆に登用枠が狭くなり登用されにくい時もあります。
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