期間工をやる前は仕事についていけるかな、途中で辞めたくならないかなと不安になる方も多いです。
しかし、実際に期間工をやってみるとそんなにきつくない工程に配属されたり、慣れたら仕事が意外と合ってくると期間工でいることが居心地が良くなることもあります。
それに高収入で寮費が無料、水道光熱費も無料なために貯金(目安 6ヶ月100万円 参考記事 期間工、みんなの実際の平均貯金額はいくら?半年・1年の期間別)がどんどん貯まるのが楽しくなってしまいます。
そして現場でも作業が出来るようになると、是非契約を更新して残って欲しいと声をかけられる事も多いです。
期間工としてはお金も貯まるし、求められるし、とても良い状態になることもあります。
しかし、そこに落とし穴があります。
期間工を無目的で延々と続けてしまう危険性
期間従業員の年収は企業により若干の違いがありますが、400~450万円くらいになることが多いです。
【年代別平均年収(国税庁調べ)】
20~24歳:男性269万円、女性237万円
25~29歳:男性366万円、女性293万円
30~34歳:男性432万円、女性299万円
35~39歳:男性505万円、女性292万円— HighRich@21age (@ShiyaRam_LOVE) 2017年12月27日
年代別の平均年収と比較しても上回っている時期もありますし、そこまで悪くも無いです。
更に先ほど書いたように、これで寮費、光熱費がかからないのですから面白いようにお金が貯まっていきます。
そこで特に目的の無いままに期間工をズルズルと続けてしまう人も多いです。
待遇が良いとはいえ期間工には2つの欠点があります。
期間工のデメリット
スキル、キャリアアップが付かない
期間工の仕事は同じことの繰り返しになる場合が多いです、とてもスキルと言えるものが身に付くことは有りません。
工場の外に出てしまえば、作業が早いというのはあまり役に立ちません。
また、正社員登用にでもならない限り期間工は期間工のままです、勤続期間で日給や満了金は上がることはあってもキャリアアップはありません
年齢的にいつまでも出来る仕事ではない
期間工は基本的に身体を使う仕事になります、
年齢が上がっていくにつれて体力的にきつくなっていきます、それはしょうがないことです。
もちろん一度、期間工を経験しておくと経験者というカードを持つことが出来るのでいざという時に40代までくらいなら期間工に経験者は採用されやすいです。
期間工を戦略的に利用する
期間工をもし無目的のまま2年11ヶ月やったとして、目安的には600~800万円くらいの貯金が出来るかもしれませんし、同じ現場の方は別れを惜しんでくれるかもしれませんが会社としては2年11ヶ月で「はい、さようなら」です。
そして期間工を辞めた後に貯金だけが残り、年齢が上がってしまい、再就職などが厳しくなっていては元も子もないです。
期間工をやっている方の目的は再就職までのつなぎとして利用したい、資格をとる資金にしたい、起業資金を貯めたい、欲しい物を買いたい等様々です。
期間工は自分の必要なお金、次の人生の計画から逆算して期間工として働く期間を区切ったほうがいいでしょう。
期間工を叩き台にして、次のステップを目指しましょう。
もちろん中には期間工ループ(スパイラル)で期間工で稼げるだけ稼ぎまくる、という方もいます、それもある意味計画ではあります。
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