この記事の内容
・半導体製造の仕事につくまでの流れ
・仕事の様子
・給料事情
今回は派遣社員として半導体製造の仕事をしていた、30代男性の体験談です。
作業はマニュアル化されていて、誰でも同じレベルで作業出来るようにされているそうです
半導体製造の仕事をしようと思ったのは前職が同じ半導体製造業であったことと、寮完備という条件に魅力を感じたためです。
2年6ヶ月ほど半導体製造工場で働いていました。
志望動機と面接で気を付けたこと
履歴書に志望動機としては前職と同じ半導体製造業を探していたことと、以前の経験がそのまま活かせる旨をアピールしました。
面接では「ミスをしないように、自身で気をつけていることや心がけていることはあるか」を聞かれました。
面接で気を付けていたことはリラックスしている時にどんな反応をするのか面接官の方が見たがっていたようでしたが、あまり地の部分が出ないよう、言動や仕草には注意を払いました。
給料は工場の稼働状態による
月ごとの稼働日の変動が激しく、多いときは手取りで25万、少ないときは20万円を切るという月もありました。
3ヶ月で仕事に慣れた
携帯電話向けの半導体の仕上がりを目視や測定装置で検査する仕事をしていました。
およそ3ヶ月ほどで基本的な作業はほとんどマスターして慣れました。
社員の方も派遣の方もグループを作る傾向があり、輪に入っていけない方は仕事中でも疎外感を覚えているように見えました。
グループですか、それは面倒ですね
年齢層は30代半ばから50代前半の方
30代半ばから50代前半が多く、20代の方はほとんどいなかった印象があります。
半導体製造は幅広い年齢層ですね、そこまで体力的にきつくないのかな
派遣会社が賃貸住宅を丸ごと1棟契約していたため、同居人のほとんどは同じ職場の方ということもあり、隣人付き合いには困りませんでした。
家事を一通りこなしてから、日帰りで隣県に旅行、という日程がほとんどでした。
家賃5万円+光熱費で1万ほどでした。
メリットとデメリット
作業をマニュアル化することで、誰でも同じレベルで作業が出来るようにすることは、入社当時の自身のように何もわからない人間でも入り込みやすい職場の雰囲気を作ることにつながるのだと知りました。
ですが、前述のようにグループを作りたがる社風もあって、違うグループ同士ではウマが合わず、あまり良くない雰囲気を職場に持ち込まれることも少なくなかったです。
半導体製造工場に向いている人
工場は肉体的に辛いというイメージがありますが、半導体製造の、特に検査作業の工程であれば主に座り仕事で楽ですし、
何より他の方とあまりコミュニケーションを取らなくても済むため、人付き合いが苦手な方でも真面目ささえあれば平均以上に仕事ができますよ。
・給料は工場の稼働状態に影響される
・作業はマニュアル化されている
・1人でコツコツ出来る人にも向いている
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