期間工(期間従業員)は「きつい」ということを聞いたことがある方も多いと思います。
その一方で「期間工ループ」もしくは「期間工スパイラル」ということを聞いたことがある方もいると思います。
期間工ループ、期間工スパイラル
期間工をやり月々の給料、入社祝い金、満了金を得て期間満了する。
期間満了して失業したら失業給付をもらう。
そしてまた違うメーカーに期間工として入社したり、6ヶ月経過したら同じメーカーに行く。
それを続けて期間工で生計を立てる。
期間工は非正規の中でも年収が比較的に高い(400~500万円)ため暮らしていくことができる。
ある意味、矛盾してます。
そんなに「きつい」ものを「ループ」「スパイラル」し続けられるものでしょうか?
そこにはちょっとした期間工のコツがあるからです。
それは期間工の初めてする作業が「きつい」のが最初の2週間~1ヵ月程度だとわかっているからです。
そして、慣れてくると疲れる事は疲れますが、普通に労働したら疲れるのと同じです。
期間工ループが存在する理由
期間工の仕事内容ははっきりと言えば「単純作業」です。
最初の2週間~1ヵ月程度はきついですが、慣れてしまえば身体が自然に動くようになり、そこまで苦じゃなくなります。
そのことをよく知っているので期間工ループをしている方は最初の1ヶ月さえ頑張って耐えれば、後はそこそこ良い給料をもらいながら続けらることを知っています。
期間工は基本、言われた手順通り作業するだけで、イレギュラーな事があれば社員に判断を仰ぎます。
ある意味、特に考えることもないですし、自分で判断することもないので精神的に楽な状況になります。
むしろ自分で判断して勝手なことはしてはいけません、通常と違えば社員に判断を任せるので
言われた手順通り作業さえしていれば責任もありません。
バックレる人との違い
一方で即辞めてしまう方、バックれてしまう方は2週間~1ヵ月後にはあまり苦じゃなくなることを知らないまま
最初のキツイが延々と続くと考えてしまうから辞めてしまいます。
そこはちょっとの辛抱の差ですね。
それでも無理だと思う行程に配属されたら?
それでもどうしても無理だと思う行程に配属された場合には期間工ループの方はどうするのでしょうか。
ただ人間の作業量を超えるような無理な工程も現実には無いと思います。
なぜなら例えばトヨタなどではちゃんと測って出来る範囲で作業量を決めています、また前任者がいるわけですから健全であれば出来るように作業量が決められているはずです。
それでも、どうしても向いてない工程もあるでしょうから、ハズレ工程に当たったら期間工ループの方はどうするのでしょうか。
最短の契約期間の間は続けます。
期間工は自分から辞めると言わない限り、契約期間中は(ちゃんと前向きにやっているうえでですが)仕事が出来ない、間に合わないからといってクビになることはほぼありません。
途中では辞めないので派遣会社・メーカーのブラックリストに載ることも無いです
最短の契約期間を満了して月々の給料、満了金、入社祝い金などをもらいます。
そして他のメーカーに応募して配属先の工程が続けられるようなら、契約を更新して働く期間を延ばしていくのです。
つまりハズレ工程なら最短で満了して次のメーカーに応募、当たり工程なら最長まで契約延長する。
期間工ループが居る理由まとめ
何もこの記事は期間工ループを勧めているわけではありません。
期間工でお金を稼ぎたいけどきつそうだと考えている方への1つの対処法としてこういう方法、考え方もあるよということです。
1.期間工に応募してみて配属さえた工程で2週間~1ヵ月は頑張ってみる、慣れて続けれそうなら目標の金額、期間まで頑張る
2.どうしても無理そうなら最短の契約期間で満了して、他のメーカーに応募してみる
とりあえず期間工に応募してやってみたけど無理そうな工程なら最短で満了して、次に他のメーカーに移り続けられそうな工程なら期間を延ばす。
当然、最初のメーカーで続けれそうな行程なら申し分ないです。
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